《ダウ平均が911ドル高》バイオ医療品企業『モデルナ』が新型コロナワクチンの開発に成功で爆上げか!暴騰銘柄は?

ニューヨークの株式市場が大幅続伸しています。

5月18日のニューヨーク市場においては、アメリカのバイオ医療品ベンチャー企業の『モデルナ』が新型コロナウィルスのワクチン開発に期待が高まり、ダウ平均株価は前週末終値比911ドル高の24597ドルで終了しました。

モデルナの株価は20%も高騰しました!

ワクチン開発による経済復活と株価上昇

モデルナによると、開発中の新型コロナウィルスの初期の治験結果が有望であり、2020年7月には数千人規模の最終的な治験に移行できるとのことです。

これが上手くいけばワクチンを大量生産することができるため、世界的な経済再開に期待がかかっています。

モデルナはスイス製薬会社ロンザとも協業契約を締結していて、2021年には年間10億本規模の生産体制を目指す方針となっています。

助手(小凪)
モデルナ以外にもワクチンや治療薬の開発って進んでいますよね?
トーマス先生
アメリカにおいても大手製薬会社や一流大学がワクチン開発などに力を入れています。日本国内においても様々な研究がされており、開発競争が起きています。ワクチンは通常10年程度の開発期間がかかりますが、緊急事態のため特例措置で開発が早められ政府の資金援助なども活発です!
助手(小凪)
モデルナや他の会社のワクチンや治療薬が有効になったら経済が復活して元の株価に戻りますか?
トーマス先生
その可能性はあります。しかし、現時点ではまだ副作用などの影響も明確になっていないですし、新型コロナウィルスは変異したり再発する可能性も指摘されているためリスクは残ります。また、すでに企業や経済に大きな打撃を与えていて景気が悪くなってしまっているので、業績が回復するまで時間がかかるでしょう。ただ、経済回復の期待感から実態とは乖離して株価は先に上昇していくこともあり得ますね。

米国市場では航空株やレジャー関連株の株価が上昇

ニューヨークの株式市場においては全体的に株価が押し上げる形となっていますが、特に航空株やレジャー関連株の高騰が目立ちます。

デルタ航空:13.9%高

アメリカン航空:9.2%高

ボーイング:12.9%高

カーニバル:15.2%高

ウォルトディズニー:7.2%高

その他の業種で言えばエネルギー関連銘柄や金融関連銘柄、自動車関連銘柄も大きく上昇しています。

助手(小凪)
これらの業種が特に値上がりしている理由は何ですか?
トーマス先生
ワクチンによって経済再開に期待がかかったため、従来のように旅行需要や外出需要も見込めるため航空株やレジャー株などが買われています。また、経済が再開すると石油の需要が回復するためエネルギー株も上昇していますし、その他の業種においても全体的に景気が良くなるという期待感から株が買われているのでしょう。さらに、新型コロナウィルスに対する不安から株価が下がりすぎていた銘柄もあると思いますので、このタイミングで買い戻された可能性もありますね。
助手(小凪)
今日の日本市場の株価にも大きな影響を与えますか?
トーマス先生
影響はもちろんあるでしょう!ただ、株の売買に慣れていない方は、こういうときに慌てて買ったり売ったりすると逆に損失を出してしまうことも良くありますので冷静な判断を行うようにしてください。利益はマックスのところを追求したくなりますがほどほどで十分ですし、もし今回利益を取れなくても長期的にプラスであれば何の問題もないですからね!
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