投資に向いている人と向いていない人の違いとは?こういう人は最初から投資しない方が賢明!

「自分は投資に向いていないかも!」そう思ったことがありませんか?

投資といっても様々な手法がありますが、株式投資やFXなどのトレードをメインにやっている人においては「自分が買ったら下がる」、「自分が売ったら上がる」というような不思議な経験をしたことがある人は多いでしょう。

どこからか自分が監視され嫌がらせを受けているような感覚に陥って、嫌になって投資の世界から退場した人もいるはずです。

今回は、そもそも「投資に向いている人」と「投資に向いていない人」の違いについて筆者の経験に基づいて解説したいと思います。

※どちらかというと技術的な側面よりもメンタル面や考え方に重きをおいて両者の違いを比較します。

投資に向いている人とは?

長期的な視野を持っている

②短期的な値上がりや値下がりに一喜一憂しない

③損切りすることに抵抗を感じない

④正しい情報や知識を得るための努力や時間を惜しまない

⑤他人の発言や情報に振り回されすぎない

⑥理性よりも感情を優先させない

失敗しても人のせいにしない

失敗したときに失敗した理由や原因を把握して次に繋げる姿勢がある

 

投資に向いていない人とは?

短期的な視野しか持っていない

②短期的な値上がりや値下がりに一喜一憂する

③どんな状況でも損切りすることができない

④正しい情報や知識を得るための努力をせずに楽して「限定情報」などを得ようとする

⑤他人の発言や情報に振り回されてコロコロと投資方針や意見を変える

⑥理性よりも感情を優先してしまい焦って行動する

失敗したら自分に都合の良い屁理屈を立てて全部人のせいにする

失敗したときに失敗した理由や原因を考えずにそこで諦めてしまう

投資に向いていない人が実は90%以上!?

上記で、「投資に向いている人」と「投資に向いていない人」の違いをいくつか記載しましたが、特に重要だと思うのは赤字で示した3つの要素(①、⑦、⑧)です。

当たり前のことを書いている!と思う方もいるかもしれませんが、私が過去に出会ってきた投資家や、ネットに潜む投資家などをみても「投資に向いていない」要素を持ち合わせている人が大勢います。

私自身も「投資に向いていない」要素をいくつか持っていると自覚してからは常にそういう考え方や行動にならないように自分を戒めています。

助手(小凪)
「投資に向いていない人」って90%もいるって本当ですか?
トーマス先生
統計データを取っているわけでもないのであくまで感覚的なものですが、投資の世界で90%以上の人が負けていることを考えるとあながち間違いではないと思っています。
助手(小凪)
赤字で示された3つの要素(①、⑦、⑧)について詳しく教えてください!
トーマス先生
はい!少し長くなるので下記で説明しますね!
私が投資をする上で最も大切だと考えているのが「投資に対する考え方」です。それは前回の記事でも記載しました。

長期的な視野と短期的な視野

投資で利益を出そうと思ったら短期的な視野ではなく長期的な視野が必要不可欠です。
もちろんテクニカル分析で短期トレードをメインで稼いでいる人もいますが、今回は技術的な部分の話ではないのでこの点は今回は置いておきます。
長期的な考えがなぜ必要かというと、短期的に稼ごうと思ってもそんなに簡単に稼げるわけではないからです。
100戦100勝のような考え方をするよりも、失敗をしながら100戦51勝だとしてもトータルでプラスになっていれば良いと私は考えています。
また、人の心理上、どうしても損をしたくないという気持ちが強くなるため、長期的な視野を持ちトータルで勝てばよいという意志が強くなければ「利小損大」の投資手法になってしまいます。
本来は「利大損小」を意識して投資を継続していくべきです。

失敗したときに人のせいにするかどうか

これは非常に重要なポイントです。

人間は失敗すると本能的に人のせいにしたくなる生き物です。

投資に限らず日常生活において、上手くいかないことがあったりストレスがたまっているときの自分自身の思考を振り返ってみてください。

きっと人のせいにしている自分自身に気が付くはずです。

投資の世界においては下記のようなパターンが多いです。

・あの人が「おすすめ」「大丈夫」「リスクが低い」「利益が出る」と言ったから私は投資した

・あの人がいなければ私は損を出すことがなかった。すべてあの人のせいだ。

・自分はあの人の言う通りにしたから損したお金は全部補償してもらうのが当たり前だ

・裁判を起こしてでもあの人にお金を弁償してもらおう

など、とにかく自分の非を認めない言動に走ってしまいがちです。

このような言動をしてしまうと、周囲の人からの信頼は途絶えてしまい良い情報が入らなくなったり、無駄な争いをすることで多くの時間や労力を使ってしまいます。

結果的にストレスがたまり、前向きな行動が取れなくなりさらに失敗を重ねて悪循環に陥ってしまいます。

失敗したときに人のせいにするのは簡単ですが、そういう人間が本当に投資の世界で勝ち続けることができると思いますか?

人からどんな意見をもらおうが、ネット上の良い記事を参考にして投資しようが、それを投資判断の基準として信用し実行したのは自分自身なわけです。

最終決定が自分自身にある以上は、人を責めたところで意味がありません。

失敗したときに失敗した理由や原因を把握して次に生かすかどうか

⑦とも密接に繋がっていますが、失敗したときにしっかりと理由や原因を把握して次に生かそうとする考え方がとても重要です。

このサイトのテーマにもしていますが「正しい投資は失敗からしか学べない!」のです。

成功からはあまり学ぶものが少ないですし、そもそも成功した場合は反省する余地が少ないです。

逆に失敗したときは何がいけなかったのか反省する余地が非常に大きいので、それをどれだけ次に生かせるかが重要です。

一つ一つをみるとたいしたことはないのですが、何年間、何十年間とそういう考え方ができるかできないかで、将来大きな差になっていきます。

投資で失敗し続けている人の多くはいつまでたっても人のせいにしている人が多いです。

「自分に起こるすべての結果はすべて自分に責任がある」と思って取り組んだ方がメンタル的にも楽ですし、失敗から多くのことを学ぶ姿勢が保てます。

成功したら有頂天になり、失敗したら人のせいにする」という思考の人が実は世の中に大勢いることに気づいてください。

そしてあなたはこういう考えにならないように日々意識してください。

 

 

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