ビズリーチのプラチナスカウトで直接社長からメッセージが来ても期待できない3つの理由

ビズリーチはハイクラス転職を狙っている方にとっては有名な求人サイトです。

転職後の年収は30代で840万円、40代で960万円・・・なんて宣伝されていたりします!

実際に私自身もビズリーチに登録していた経験があり、登録当初からヘッドハンターや企業からたくさんプラチナスカウトをいただきました。

その経験から今回は「ビズリーチのプラチナスカウトで直接社長からメッセージが来ても期待できない理由」について解説したいと思います。

ビズリーチのプラチナスカウトとは?

ビズリーチにまだ登録していない人にとってはそもそも「プラチナスカウト」とは何?という疑問があるでしょう。

ビズリーチでは自分の経歴を登録すると、人材会社のエージェント(ヘッドハンター)からスカウトのメッセージが来るパターンと企業から直接スカウトのメッセージが来るパターンの2種類があります。

ヘッドハンターからは通常のメッセージとプラチナスカウトの2種類があり、企業から直接連絡が来る場合はすべてプラチナスカウトになります。

ヘッドハンターからの通常のメッセージは会員が月額料金を払っていないと見れない仕組みになっており、ヘッドハンターからのプラチナスカウトと企業からのプラチナスカウトに関しては無料会員の状態でも開封して返事をすることが可能です。

トーマス先生
ヘッドハンターや企業にとって転職の可能性が高そうな人や、能力が高そうな人にはプラチナスカウトがどんどん送られてくる仕組みになっています。

ヘッドハンターに関しては転職希望者を支援して転職させるとその人の年収の30%程度の収入が入るため、どんな登録者に対してもコピペで大量にスカウトメールを送る傾向がありますが、企業の場合は本当に欲しいと思える人材に厳選してスカウトメールを送っている場合が多いです。

とはいえ、企業から直接プラチナスカウトが来てもそこまで期待できない場合もあるということを次の項目でご説明します。

企業の社長から直接プラチナスカウトが来ても期待できない3つの理由

基本的にヘッドハンターからプラチナスカウトが来る場合よりも企業から直接プラチナスカウトが来た方が登録者としては期待感が高まります。

「企業が転職オファーをわざわざ送ってきているのだから面接を受かればほぼ受かるだろう!自分は認められている。必要とされている人材だ!」なんて甘い考えが浮かぶ人もいるでしょう。

しかし、その期待が裏切られるパターンは意外とあります。

①社長の名前を使っているだけ
②候補者にコピペで一斉送信
③結局採用の流れは一般と変わらない

①社長の名前を使っているだけ

企業から直接プラチナスカウトが来る際に、企業側は企業名と代表取締役社長の名前を使ってオファーしてくる場合があります。

「○○株式会社、代表取締役の○○です。この度は・・・」みたいな感じです。

あたかも、社長自身がビズリーチの登録者情報の中から厳選して自分にメッセージを送ってきているような雰囲気を出していますが、実際は人事の採用担当者が社長の名前を使ってメッセージを送ってきているパターンがあります。

社長の名前を使ってオファーした方が返信率が高まると踏んでそういうやり方をしているのだと思います。

期待して社長宛に返信をすると、「お返事ありがとうございます。採用担当者の○○です」みたいな感じのやり取りに展開することも多いです。

トーマス先生
採用担当者であっても、末端の採用担当者の場合と、比較的裁量を持っている採用責任者の場合があるのでそこの見極めはしっかりしましょう!裁量のある担当者の場合は今後の展開に少しは期待できるので、ガッカリせずにやり取りを丁寧に継続することが重要です。

②候補者にコピペで一斉送信

企業側も登録者をフィルターである程度絞り、条件が合う人に一斉にプラチナスカウトを送ってきている場合があります。

一人一人の履歴書をしっかり見た上でプラチナスカウトを送っている企業の方が少ないのではないかと思います。

そんなことをしていたら担当者の時間がいくらあっても足りません。(人数を絞った上で一人一人の経歴を見て判断していることはあると思います)

そういう意味でも、企業からすごく丁寧で熱意のこもったプラチナスカウトのメッセージが送られてきたとしても本当の意味で登録者を評価しているわけではありません。

いざ、返事をしてみると意外と冷めた返事が返ってきたり、①のように末端の採用担当者とのやり取りに展開することもあります。

③結局採用の流れは一般と変わらない

企業からプラチナスカウトが来た場合は「面談確約」、「社長or役員面接確約」みたいなイメージがありますが、そのパターンはそこまで多くはありません。

実際に企業のプラチナスカウトに返事をすると①のパターンである場合は多く、いきなり社長面接になることはよくて5件に1件程度だと思います。

(もちろん、登録者の実績や能力、職種などによってその確率は変動すると思いますのであくまで目安とお考え下さい)

基本的にはプラチナスカウトに返信→人事の採用担当者とZoomでオンライン面談→社長面談といった2段階以上を踏むことの方が多いです。

ビズリーチの場合は、面接というよりも「カジュアル面談」を提案してくる企業が多いため、場合によってはカジュアル面談を1,2回経て、そこから本格的な1時面接がスタートすることもあります。

トーマス先生
とはいえ、私自身もいきなり社長面談になったことも3,4回はあるため、企業からプラチナスカウトが来た場合はそれなりに興味があれば返事をしてみることをオススメします!

まとめ

ビズリーチはハイクラス転職が可能なため、年収をアップしたい人やキャリアアップしたい人にはおすすめの求人サイトです。

サイト自体は使いやすく実際にヘッドハンターや企業からも直接オファーが来やすいと実感しています。

とはいえ、今回ご紹介したように、直接プラチナスカウトが来たとしてもあまり期待しすぎず相手の意図も考え行動することで冷静な対応が可能となります。

実際に今すぐ転職する気がなくても、自分の経歴などを登録しておくことで思いもよらない企業からオファーが来たりするので、まだ登録していない人は登録してどんな感じか試してみるのも良いと思います。

 

 

 

 

 

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