ビズリーチはハイクラス転職を狙っている方にとっては最も有名な求人サイトの一つです。
転職後の年収は30代で840万円、40代で960万円と言われており、日本人の平均年収と比べると差がかなり大きいです。
実際に私自身もビズリーチに登録していた経験があり、登録当初からヘッドハンターや企業からたくさんプラチナスカウトをいただきました。
その経験から今回は「ビズリーチでプラチナスカウトを送ってきた企業の社長面談でも圧迫面接をされる」について解説したいと思います。
ビズリーチのそもそもの仕組みやプラチナスカウトについて知りたい方は別の記事でご紹介しているのでこちらをご覧ください。
ビズリーチでプラチナスカウトを送ってきた企業の社長面談に行ったら圧迫面接をされた件。
ビズリーチでは人材紹介会社のヘッドハンターよりも企業から直接来るプラチナスカウトの方が効率が良いと言えます。
「企業が自分のプロフィールや経歴を見てわざわざ丁寧な転職オファーを送ってきているのだから面接を受かればほぼ合格だ!」と思っている人もいるかもしれません。
しかし、実際は少し面接が有利に進んだり、最初から責任者や役員と面接ができるという利点しかないと思っておいた方が良いです。
企業からのプラチナスカウトから圧迫社長面談までの経緯
企業からプラチナスカウトが来た場合、いきなり責任者や役員、社長と面談になることが多いですが、稀に人事の下っ端であろう担当者の一時面接から始まることもあります。
今回私が受けた会社の流れは・・・下記の通りです。
①事業責任者と上司になり得る人物の2名とのカジュアル面談(Zoomによるオンライン面談)
②本社に出向いて社長面談
⇒上手くいっていれば②の段階でいきなり採用もあり得たかもしれませんが、この社長がかなり厄介な人物でした。
圧迫社長面談の悪い予感
本社に10分~15分前くらいに到着した私は、受付で担当者を呼び会議室で待つことに。
すると、担当者が社長を呼びに別の部屋に向かったのですがそこで声が聞こえてきました。
・担当者「○○さんが社長面談にきています」
・社長「え?今日俺面接とかあんの?まじか・・・」
こんな会話を近くの部屋で聞いていた私は嫌な気分になるも、まあ社長は採用にはそこまで関わっていないだろうし知らなくても仕方ないか・・・と気持ちを切り替えました。
圧迫社長面談の内容
まずは自己紹介や経歴を聞かれ特に問題なく次に進みました。
その後、一般的な面接の流れが少し続いた後、社長からこのような質問をされました。
社長:「うちの会社や今やっているプロジェクトの課題って何だと思いますか?」
私:「○○と○○は~と思います。○○については・・・」
といった感じであまり失礼にならないような言葉を選び、課題や問題点だと思っている点について言及すると社長の態度が一変します。
細かく内容を話すと会社名がばれてしまうと思うので具体的なやり取りは伏せますが、恐らく私の指摘した点がその会社にとって最も指摘されたくない弱いポイントだったのでしょう!
(実際に、1次面談で似たような質問を責任者に聞くと、その指摘した弱点を認めていて今後対策・改善していきたいと述べていました)
指摘した一つはうやむやに流されて、もう一方の指摘した点に対して物凄い勢いで私を論破するように圧迫し始めました。
社長:「これは○○で~だからこうだよ!あなたの意見はただの当てずっぽうに過ぎない。数字や根拠を出して」
みたいな感じがずっと続いて私が何を言っても「それは間違っている。あなたは何もわかっていない」みたいな感じのやり取りが続きました。
もちろん、圧迫してくるような社長をなだめて気に入ってもらえるような人間になれていない私の実力不足ではありますが、自分が尊敬できない人の下で働くのは絶対に嫌だと思っていたので採用されてからこの社長の本性に気づくのではなく先に気づけて良かったと感じました。
まとめ
ビズリーチは他のリクルートダイレクトスカウトやDODAに比べても使いやすく、企業からも直接オファーがたくさん来るため個人的には重宝しています。
とはいえ、今回のような社長がいる会社もあるため相手から直接オファーが来ても嫌な思いをすることはあるでしょう。
過去にいくつか社長面談を経験しましたが、やはり会社によって社長のレベルが全然違うので、会社の事業内容や規模だけでなく社長を比較して転職先を選ぶことも重要だと思います。
自分と合わない上司の下で働くほど辛いものはないですよ!