ビットコインを始め仮想通貨全体が暴落局面を迎えています。
2021年の11月につけた最高値の750万円ほどから280万円まで暴落し、60%以上の下落率となっています。
これぞビットコインといった感じですが、アルトコインにおいては90%以上暴落しているものもありますし、中にはLUNAのように99%以上暴落している銘柄もあります。
ビットコインが下がればアルトコインも道連れの形で基本的にほぼ下がるため、まずはビットコインがどこまで下がるのか?いつが大底なのか?が一番気になる点ではないでしょうか?
今回は、2022年6月が今回の暴落の大底だと思っている理由について詳しく解説していきます。
ビットコインが今後爆上げしそうだと思う6つの理由!
まず前提として、記事を記載している時点のビットコインの価格は日本円で約300万円です。
本来はビットコインの価格を見る時はドルベースで見る方がおすすめですが、日本円のチャートも機能することもありますし、何しろ見ている読者様がほぼ日本人だと思いますので日本円で説明したいと思います。
②エリオット波動インパルス
③半減期のサイクル
④先物ショート↓ロングがATH
⑤利上げ0.75→0.5の可能性
⑥セルシウスの問題は個別的な問題
①200週移動平均線
チャートを見ながらトレードしている人なら「移動平均線」を意識している人も多いでしょう。
その中で200週移動平均線に注目すると中長期的なビットコインの値動きが推測できます。
200週移動平均は22000ドル付近(日本円で約300万円)になっていますが、過去のビットコインの暴落局面においてもこの200週移動平均線を大幅に割って暴落したことがありません。
そしてその水準まで暴落したビットコインは反発して上昇局面に転じています。
そういう意味でも2022年6月中旬の価格が今回の暴落局面での大底になり得るという推測です。
②エリオット波動インパルス
チャート分析の一つの指標である「エリオット波動」ですが、今回の相場はエリオットインパルスの第5波に該当すると考えれます。
③半減期のサイクル
ビットコインは4年に一度の「半減期」があります。
半減期の前後で爆上げや暴落を繰り返してきたビットコインですが、半減期を軸にして②のエリオット波動を考察すると、今が大底の可能性が高いと言えます。
④先物ショート↓ロングがATH
ビットコインの先物ロングが少し前から積みあがってきていますが、今回の暴落局面でもさらにロング建玉が積みあがりました。
ATH更新です(過去最高を更新)
暴落局面だとショートで利益を出している投資家やヘッジファンドが多いかと思いきや、今回の暴落でショート建玉は減っています(清算・利確されている)。
→多くの投資家がこれ以上下がらない。これ以上ショートポジションを持っておくのが危険。ここが底だと思っている証拠です。
⑤利上げ0.75→0.5の可能性
元々アメリカのCPIが予想を上回ってインフレ加速が懸念されたことでビットコインを始め仮想通貨の暴落に直結しました。
インフレ抑制のためにFRBが今週にも0.75%の利上げを検討する可能性が高いと報じられる中、投資家はそれを織り込んでトレードをしています。
6月16日の木曜日にFOMCにより0.75%の声明が出されれば予想通り、逆に0.5%に落ち着けば投資家心理が緩和されビットコインの価格が上昇する可能性があるというわけです。
メディアを含め、利上げに関してはかなり不安視させるような煽り方をしているので、0.5%と発表して投資家を安心させる狙いがあるように感じます。
⑥セルシウスの問題は個別的な問題
仮想通貨の大手レンディングサービスの「セルシウス(Celsius)」ですが、ユーザーの出金やスワップを一時的に停止したことでセルシウスのトークン「CEL」が大暴落しました。
それがきっかけで今回のビットコインを始めとした仮想通貨が暴落したと言われています。
少し前のLUNA騒動と状況が似ていますが、重要なのはビットコインに何か問題があったわけではなく、セルシウスの運営や機能に問題があったことで他の仮想通貨に悪影響が出たという点です。
投資家が不安になり売りが売りを呼ぶ展開になっていますが、下落の要因がハッキリしているため、少し時間が経てば相場全体は落ち着く可能性が高いです。
まとめ
ビットコインを始め仮想通貨の暴落で、仮想通貨市場に投資している人は精神的に追い込まれている人も多いかもしれません。
特にレバレッジを効かせてトレードしている人や、超暴落しているアルトコインに大金を投資している人などは「仮想通貨は引退しようかな」と思っている人もいるでしょう。
ただ、ほぼ全員が悲観している時こそ、後から見たら最大の買い場だったということは過去何度もありました。
ここで追加投資するのは怖いという人も、今後ビットコインがどうなっていくのか今後の勉強のためにもぜひしっかりチェックしておきましょう。
投資だけでなくリアルな収入も大切なので本業や副業も疎かにせずにやりましょうね!
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