人生のどん底を味わったことがありますか?
人生のどん底と言っても人によってどん底レベルに大きな差があると思います。
ネットでよく見かけるのは、借金地獄や仕事、失恋、離婚、うつ病などです。
人生どん底というくらいなので、一つの要素だけではなくこれらの要素が複合的に重なるケースも多くあるでしょう。
実際に私は人生で何度もどん底と呼べる経験をしていますが、これらすべての危機を体験しています。
私がどういったどん底人生を味わっているのかを知ることで、少しはこの記事を読んだ人の気が楽になることがあれば嬉しいです!!
トーマス先生のプロフィール(経歴)
時系列で私がどういったことを経験してきたのかを簡単にご紹介します。(主に仕事やお金面)
①有名大学で成績優秀者として奨学金を貰い表彰(主席卒業的な感じ)
②大学新卒で第一志望の大手上場会社に就職
⇒ここまでは計画通りの安定重視の人生でしたが、ここから波乱万丈の人生に転換!
③会社を数年で自主退社
④知識0、資金力0、人脈0の状態で見切り発車の起業
⑤ビジネスをやりながら同時に本格的に投資の世界に身を投じる
⑥ビジネスも投資も最初は大きな失敗もなく順風満帆
⑦ビジネスの利益よりも投資の利益が大きくなり投資にのめりこんでしまう
⑧自身でも大金を投資していた投資案件に知人や親を巻き込みその投資案件が失敗(数千万円の損失)
⑨仮想通貨や株のトレード、本業で借金をなんとか返済し資産を一気に増やす(見込み資産1億円を超える)
⑩海外のポンジスキーム投資話に騙されまた数千万円を一瞬で失う
⑪一緒に投資していた知人から全責任を追及され失敗分を一部肩代わり(裁判沙汰になるようなケースも・・・)
⑫投資の失敗で脅迫され命の危険を感じたこともあり、表に出てビジネスをするのが怖くなって人間不信
⑬謎の高熱が続いたりうつ病になり体が崩壊(救急車を呼ぶ事態も経験)
⑭それ以外の仮想通貨の暴落や本業の失敗で資産がほぼ0になる。家庭崩壊で離婚の危機が何度も襲う
⑮借金地獄に陥り、コツコツ働いて少しずつ返済
⑯副業をやったり、仮想通貨や株のトレードをすることで少しずつ資産を増やす
⑰信頼できると思っていた知人の投資話を信じて500万円、2000万円という大金を預けてしまう。
⑱徐々に音信不通になり一瞬にして2500万円が消える
⑲会社を経営しながら転職活動で正社員としても止む無く活動し何とか少しずつまたお金を貯める
⑳新型コロナが流行って会社経営が大ピンチになる&株や仮想通貨暴落で瀕死状態に
㉑会社の経営を見直しなんとか事業を縮小しながら立て直す
㉒仮想通貨やNFTなどの投資で資産を増やす
㉓NFT(STEPN)でまた失敗して一瞬で250万円ほど失う(これが直近)
人生どん底から学んだ教訓
どん底の人生を味わいたい人などいないと思いますが、いろんなどん底を味わった今だからこそ学べたことはたくさんあります。
それをいくつかシェアしたいと思います。
絶対に人にお金を預けてはいけない
親や家族は例外になり得ますが、信用できると思った人でも大金は絶対に預けないようにしましょう!
人にお金を渡す、預けた時点でそれはもうあなたのお金ではないと思った方が良いです。
どんなに信頼できる人でもどんなに良い理屈があっても、人にお金を借りたり預かるような人は基本的にお金に余裕がなくて困っている人か、詐欺師のどちらかです。
私も500万円と2000万をそれぞれ別の信頼できると思った人に信じて預けましたが、1円も返ってきていません。
裁判も考えましたが、海外に逃亡したり自己破産したり、証拠隠滅を図ったり、逆切れして脅迫してきたり・・・そういうケースもたくさん見てきていて裁判するだけの弁護士費用や時間、労力がバカバカしくなって結局泣き寝入りしています。
そういう人と二度と関わらないと決心できたことが最大の収穫だと思って次のチャンスに生かそうと思っています!
絶対に他人を信じてはいけない
普段のお金の関わらない場面では人を信じたり頼ったりすることは問題ありません。
しかし、投資話やビジネスの場面で都合の良いことばかり言ってお金を奪おうとする輩は意外と多いです。
特に海外からやってきた外国人が日本人に投資話を持ってくる場合は最大の注意が必要です。
仮にその投資話の信頼度が高くても、いざとなったら海外にお金を持って逃げて音信不通になるパターンが非常に多いです。
海外に逃げられてしまえば、警察やら弁護士を使っても捕まえることも難しいですし、刑事事件になったとしても民事事件とは別なので投資したお金が戻ってくることは99%ないでしょう。
騙す方が得をする世の中になってしまっているんです・・・
どんなに良い情報でも他人に投資を促さない
私が過去にやっていた投資の中で、実際に自分自身も安定的に利益が出ていて親や知人にも勧めたいと感じるものがいくつかありました。
まだ経験が浅かった私は失敗をしたことがあまりなかったので、善意の気持ちで親や知人にその投資話を勧めてしまい結果的にその投資話が破綻してしまったことがあります。
もちろん、基本的に投資は自己責任ですので、投資する際にもリスクや損失、責任の所在などはお互いきちんと話し合っていましたが、人間はお金を失うと一気に人が変わります!
親は血の繋がっている家族ということで責任どうこうの話にはそこまでなりませんでしたが、知人の一部からは「お前のせいだ。お前が全部お金を返せ!」という非難を受けることになりました。
本来、投資話が破綻して責任を取るべきは運営会社なのですが、運営会社や代表者は逃げて音信不通になったりするので、お金を失った人は連絡が取れる近い人物を徹底的に攻撃することがよくあります。
法的な観点から見ると、投資話の紹介者が責任を取らされたケースもありますが、基本的には金額が大きかったり被害者の数が非常に多い場合や、紹介者自身が「失敗した場合は全部補償する」といって投資させたりした場合に罪になっているようです。
良い人(都合の良い人)や優しい人になってはいけない
特に投資やビジネスの世界にいると、ただ良い人では圧倒的に損をしやすいです。
真面目で誰にでも良い人、優しい人というのは日本人としては誇らしい性格かもしれませんが、お金に汚い人や海外の人から見るとすごく利用しやすい人間に映ります。
なんでも言った通りに動いてくれて何でも信用してくれるので騙しやすいわけです。
実際に投資話を例にあげると、このようなことが実際に起きています↓
・投資会社の人間が一人の投資家Aさんに投資させ、さらにその投資話を拡散するようにお願いする(紹介料などを餌にすることもある)
⇒投資家Aさんは知人に投資話を勧めてどんどんコミュニティが広がる
⇒最初は投資会社は投資家全員に配当や利益を与えるが、突如消えて逃げる
⇒責任は最初の投資家Aさん一人に押し付ける(投資会社と連絡を取れなくなった他の投資家は最初に投資したAさんに責任を追及する)
投資家Aさんは善意で投資話をシェアしていたつもりが、最終的には詐欺師扱いをされる結果に・・・
まとめ
今回は私の過去の失敗談をシェアしてどういうどん底人生を歩んできたのかをご紹介しました。
このサイトは投資やお金関連のネタがメインなので、失敗談や教訓もその関連のものばかりを述べましたが、人間関係(例えば友人関係や夫婦関係)などにおいても失敗談など多数あるので徐々にシェアしたいと思います。