『金持ち父さんの投資ガイド 入門編』(改訂版 金持ち父さんの投資ガイド 入門編)の中では、「洗練された投資家」になるための5つのステージのうち、1つ目のステージについて重点的に解説されています。
その1つ目のステージの中に「投資力をつける16のレッスン」という項目がありますが、今回の記事では16のレッスンのうち「⑦自分に会ったプランを見つける」という項目についてご紹介します。
※5つのステージと入門編の全体の内容について知りたい方はまず下記の関連記事をご覧ください。
投資力をつける16のレッスン「⑦自分に会ったプランを見つける」
自分に合ったプランを見つけるにはどうしたら良いでしょうか?
プランを見つけるためには4つのステップがあります。
②自分自身が人生に何を求めているのかを問いかける
③しばらくの間だれとも話さないようにする
④ファイナンシャルアドバイザーに電話してファイナンシャルプランを提案してもらう
自分に合ったプランを見つける方法
自分に合ったプランを見つけるための4ステップを進む際、ファイナンシャルアドバイザーに協力してもらって目標を立てますが、目標は現実的なものにしてください。
「1年で億万長者になる」といった目標も悪くはないですが、今の自分自身の環境や資金力、能力などを冷静に考えて無理のない範囲の目標を定めましょう。
まずは行動してファイナンシャルアドバイザーに電話する行動を起こせるかが重要です。
頭で考えているだけの人は山ほどいますが、実際に行動に移せる人はごくわずかです。
投資はチームスポーツだ
次のステップとして重要なのは、投資は1人で行うものではなく、チームで行うものだということを認識することです。
お金のことになると何でも自分でやらないといけないと思っている人が多いです。
しかし、実際にはお金の面で夢を実現するために手助けをしてくれるメンバーが必要です。
②銀行員
③会計士
④弁護士
⑤ブローカー
⑥会計係
⑦保険代理店
⑧すでに成功している「よき師」
これらの人とは定期的に会って話をするだけでも勉強になります。
チームメンバーと言っていますが、ビジネスパートナーを探すのとほとんど同じです。
良い投資からよりも悪い投資から多くのことを学ぶ
著者であるロバートキヨサキさんは、30歳までに億万長者になる目標を持っていましたが、お金を手にした後にすべて失ってしまうという失敗を経験しています。
そして、うまくいった投資よりも損をした投資からのほうが学ぶことが多かったと述べています。
また、彼の師匠である金持ち父さんは次のように言っています。
「もし10件の投資をしたとすると、そのうち順調にいってたくさんのお金を作り出すホームランになるのは3つで、おそらく5つは箸にも棒にもかからず、2つは大損の空振りになる。それでも、私は3つのホームランから学ぶよりも多くのことを、2つの空振りから学ぶだろう。実際のところ、この2つの空振りこそが、次の打席に立った時にホームランを打つのを助けてくれる。しして、それもすべて大きなプランの一部なのだ。」
投資をする上で一番大切なのは考え方!短期間で大きく儲けようとしてはいけない!
続きのレッスンが気になる方は、『金持ち父さんの投資ガイド入門編』投資力をつける16のレッスン「⑧将来どうなりたいか決める」をご覧ください。